【親目線コラム】練習を休んだら背が伸びるって本当?成長期の“休む勇気”の話

少年サッカー

こんにちは、shikokupapaです。

今回は、サッカー少年を育てる親御さんなら一度は耳にしたことがあるテーマ――
**「練習を休むと背が伸びるって本当?」**について、親目線でお話しします。


✅ 実はよくある現象?「休んだ後に急に背が伸びた!」

高学年〜中学生のタイミングでよくあるのが、

「あれ、○○くん、久しぶりに見たらめっちゃ伸びてない!?」

という変化。特に、風邪やケガなどでしばらく練習を休んでいた子に、こうした現象が見られることがあります。

私の息子のまわりでも、骨折や成長痛でしばらく休んだ後に、一気に背が伸びた子が何人もいました。
これは単なる偶然なのでしょうか?実は、体の仕組みとしてちゃんと理由があるんです。


■ 成長に必要なのは「運動」だけじゃない

もちろん、日々の運動は成長に欠かせません。
体を動かすことで骨や筋肉が刺激され、成長ホルモンの分泌も促進されます。

でも、「運動だけ」ではダメなんです。
もう一つ大切なのが、

「休養」と「睡眠」

特に毎日のように練習や試合が続くと、体に疲労が蓄積し、
成長のためのエネルギーが「修復」ばかりに使われてしまうんですね。


■ 休養中は“体の再構築”タイム

ケガや病気で強制的に練習を休むと、体はその時間を使ってしっかり回復モードに入ります。

そのときにしっかり食べて、しっかり眠れると、
**骨や筋肉が伸びやすくなる“ゴールデンタイム”**が生まれます。

つまり、

「練習を休んだから伸びた」ではなく、「休んだことで成長のエネルギーがちゃんと回った」

というわけです。

もちろん、個人差があるので「休めば必ず背が伸びる」というものではありません。
でも、休養が成長にとって“栄養”のような役割を果たすことは確かです。


■ 子どもへの声かけが大切

いざ練習を休まないといけない状況になったとき、
子どもたちは「チームから遅れる」「レギュラーを外される」と焦ってしまうこともあります。

そんな時こそ、親としてはこう声をかけてあげたいです。

  • 「今は体を大きくするチャンスだよ」
  • 「しっかり休んで、強くなって帰っておいで」

気持ちが落ち着くことで、回復も早まり、前向きな気持ちで次の練習に臨めるようになります。


✅ まとめ|成長期には「休む勇気」も必要

サッカーに夢中な時期ほど、「休むこと」に罪悪感を覚えてしまいがちですが、
成長期の子どもたちにとっては、動くだけでなく、止まることにも意味があるんです。

親としては、

「休むこと=前に進むための準備」

と伝えてあげることが大切ですね。


「最近、うちの子疲れてそうだな…」

そんな時は、思いきって練習をお休みしてみるのもアリかもしれません。
もしかしたら、それがグンと背が伸びるきっかけになるかもしれませんよ。

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