こんにちは!shikokupapaです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は、「子どもがサッカーでスペインに行きたい!」と言い出した時のことについて、我が家の実体験を交えてお話ししてみたいと思います。
サッカーでスペイン…今や夢じゃない!
最近では、小学生年代でもスペイン遠征やキャンプ、アカデミー体験などに参加する子が増えてきました。
一昔前までは「海外でサッカー」なんて、ほんの一握りの特別な子の話。
でも今は、**“頑張っている子なら誰にでもチャンスがある時代”**になってきたと感じます。
実はうちの息子も、春休みを利用してスペイン遠征に参加しました。
いわゆる個人申込みのキャンプではなく、所属チームの活動として1週間のプログラムに参加した形です。
気になる費用と、親としての本音
まず気になるのはやっぱり費用面。
我が家の場合、およそ50万円ほどかかりました(※物価や円安の影響で、今はさらに高いかもしれません)。
うちはごく普通の一般家庭。
正直なところ、家計にはかなりの打撃でした。
でも、私はこう思いました。
「プロになるためじゃなくて、人生勉強として行ってこい!」
そういう気持ちで、“高い授業料”を覚悟して送り出しました。
スペイン遠征で感じたこと(体験談+現地の声)
私は現地には同行できませんでしたが、コーディネーターの事前説明や、同行したコーチ・保護者の話、そして帰国後の息子の言葉から、いくつか印象的だった点をご紹介します。
① 対戦チームの「レベル感」はさまざま
「有名クラブと対戦!」と聞くと期待してしまいますが、
実際はそのクラブのスクール生チームであることもあります。
(日本でいうと、Jリーグのジュニアチームではなく、地域スクールの選抜のようなイメージ)
逆に、本物の強豪クラブと当たった試合では、息子たちのチームは完敗でした。
でもそれが逆に、良い刺激になったようです。
② 学年の感覚に違いがある
スペインは9月始まりの学年制度なので、日本の学年とはズレがあります。
そのため、同学年の試合でも1歳年上の選手と対戦することが普通にあります。
これは、フィジカルの差も含めてなかなか厳しい体験だったようです。
③ チーム事情はかなりシビア
スペインでは、小学生年代からセレクションやスカウトが活発で、
実力のある子はどんどんステップアップしていきます。
つまり、子どもたちは早くから「競争の世界」で鍛えられているんですね。
こうした環境に触れたことで、息子も「もっと上を目指すにはどうすればいいか?」と真剣に考えるようになりました。
結論:お金はかかるけど、それ以上の価値がある
たしかに、スペイン遠征にはお金も時間もかかります。
でも親として強く思うのは、
「あの経験は、息子にとって一生の財産になった」
ということです。
海外での試合、言葉の壁、文化の違い、そして悔しい敗戦…。
どれも、学校や普段のチーム活動では得られない経験ばかりです。
「プロを目指す」じゃなくても、十分アリ
海外遠征=プロ志望、というイメージもあるかもしれませんが、うちはまったくそんなことは考えていませんでした。
むしろ、
「人生経験の一つとして、思いきり吸収してこい」
というスタンスでした。
スペイン遠征は、サッカーだけでなく、人としての視野や価値観を広げる機会でもあったと感じています。
最後に:迷っている親御さんへ
もしお子さんから「スペインに行ってみたい」と言われたら、
親としてはいろいろと悩む気持ち、すごくよく分かります。
でも、
プロになるかどうかよりも、
「あの時行かせてよかった」と思える未来がきっと来ます。
我が家の体験談が、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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